シリル・デミアン
Cyrill Demian
息子2人と1829年の「Accordion」を共同出願し、初期の楽器設計を記録に残した製作者。
- 生没年
- 1774–1847
- 主な活動地
- ウィーン(オーストリア帝国)
- 分野
- 楽器製作
シリル・デミアンはウィーンでオルガンとピアノを製作し、1810年にピアノ製作の営業許可を得ました。1829年5月には息子のカール、グイドとともに「Accordion」と名づけた携帯用の蛇腹楽器の説明書と図面を提出し、同月に特許を取得しました。小型の本体に金属リードと蛇腹を組み合わせ、ボタン操作で和音を鳴らす構想でした。
特許は1831年に延長され、後のアコーディオン発展をたどる重要な資料となりました。ただし、親子それぞれがどの工程を担ったかは資料から確定できません。初期の楽器を一人の発明として片づけず、ウィーンの楽器製作から生まれた共同の試みとして見るうえで、この出願は重要です。
