人物名鑑 / 01

人物名鑑

56人の演奏家・作曲家・製作者・研究者を地域別に紹介します。各地域内は生年順です。

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西欧・中欧・南欧

シリル・デミアン

Cyrill Demian

息子2人と1829年の「Accordion」を共同出願し、初期の楽器設計を記録に残した製作者。

生没年
1774–1847
主な活動地
ウィーン(オーストリア帝国)
分野
楽器製作

シリル・デミアンはウィーンでオルガンとピアノを製作し、1810年にピアノ製作の営業許可を得ました。1829年5月には息子のカール、グイドとともに「Accordion」と名づけた携帯用の蛇腹楽器の説明書と図面を提出し、同月に特許を取得しました。小型の本体に金属リードと蛇腹を組み合わせ、ボタン操作で和音を鳴らす構想でした。

特許は1831年に延長され、後のアコーディオン発展をたどる重要な資料となりました。ただし、親子それぞれがどの工程を担ったかは資料から確定できません。初期の楽器を一人の発明として片づけず、ウィーンの楽器製作から生まれた共同の試みとして見るうえで、この出願は重要です。

肖像資料が確認できないため、工房の場面を想像して描いています。

主な仕事・資料

  • Accordion patent application1829

    カール、グイドと共同で提出した説明書と図面。

    種別・年代特許 · 1829年

    資料の出典
  • Patent extension1831

    最初の出願から2年後に認められた特許の延長。

    種別・年代特許記録 · 1831年

    資料の出典

経歴の出典 ウィーン工科大学文書館:1829年の特許