パオロ・ソプラーニ
Paolo Soprani
家の工房を工場へ発展させ、カステルフィダルドの製造業を育てた人物。
- 生没年
- 1844–1918
- 主な活動地
- イタリア・カステルフィダルド
- 分野
- アコーディオン製作
パオロ・ソプラーニはイタリアのカステルフィダルドでアコーディオン製作を事業に育てた人物です。1860年代に兄弟と自宅で工房を始め、1872年には大きな工場を構えました。1874年にはギリシャへの輸出を記録し、地元の楽器を国外へ送り出しています。製作規模を広げ、リード製作の機械を電化するなど工程にも手を加えました。
工場の周囲には部品や作業を担う職人が集まり、町にアコーディオン産業が根づく土台となりました。1900年のパリ万国博覧会にも出展しています。ソプラーニの功績は一つの型を作ったことだけでなく、地域の製作技術と販売網を結び、継続して楽器を供給できる産地を築いた点にあります。
