楽器ガイド
コンサーティーナ
コンサーティーナは、中央の蛇腹と左右のボタンで金属のリードを鳴らす楽器です。イングリッシュ式、アングロ式、デュエット式では音の並び方が異なり、蛇腹の押し引きで同じボタンの音が変わる方式もあります。以下の図はそれぞれ特定の配列で、共通の万能な鍵盤図ではありません。
コンサーティーナはどうやって音を出す?
ボタンを押すと、金属のリードへ空気が通る道が開きます。蛇腹を動かして流れる空気でリードが振動し、左右の手で音を選びます。蛇腹の方向と音の関係は方式によって異なります。
自由簧の仕組みを図で見る →イングリッシュ式・アングロ式・デュエット式の違い
3つの図は、それぞれ型式を特定した全配列です。同じ系統でもボタン数、音域、変種が異なるため、自分の楽器の方式と型式を確認してください。
イングリッシュ・コンサーティーナ
48ボタンのトレブル・イングリッシュ式です。半音階を弾け、音階の音は左右の手に交互に並びます。同じボタンの音は押し引きで変わりません。
配列図の出典: International Concertina Association · English chartアングロ・コンサーティーナ
C/G調のWheatstone・Lachenal型40ボタン配列です。30ボタンの基本部分に10個を加えています。同じボタンでも押し引きで別の音が鳴ります。ジェフリーズ型など、別の配列もあります。
配列図の出典: Concertina FAQ · C/G Anglo chartsヘイデン式デュエット・コンサーティーナ
図のヘイデン式デュエットは発音するボタンが46個です。低音を主に左手、高音を右手に置き、旋律と伴奏を組み合わせられます。同じボタンの音は押し引きで変わりません。
配列図の出典: Concertina FAQ · Duet charts蛇腹の押し引きで音が変わるのはどの方式?
図のイングリッシュ式とヘイデン式デュエットでは、同じボタンの音は押し引きで変わりません。アングロ式では別の音になります。大型のケムニッツァー式も押し引きで音が変わる系統ですが、アングロ式の図をそのまま使うことはできません。
アコーディオンとはどう違う?
どちらも蛇腹と自由簧を使います。ここで示すコンサーティーナは両端に単音ボタンを配置します。多くのアコーディオンでは旋律側に鍵盤やボタン、反対側に低音と定型和音の標準ベースを備えます。バンドネオンも両端にボタンがありますが、タンゴで一般的な配列はさらに別です。
自分の楽器にはどの図を使う?
まず方式とボタン数を確認してください。英式の図ではアングロ式やデュエット式を読めず、アングロ式同士でも追加ボタンの位置が違う場合があります。比較ガイドにはほかの方式と機種別の図も載せています。
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